【プロ直伝】FXでスーパーボリンジャーを使いこなす3つの方法・注意点

この記事を見つけたあなたは、スーパーボボリンジャーとは一体どんなツールなのか、特徴や使い方など詳しく知りたいのではないだろうか。

この記事では現役トレーダーの筆者が、スーパーボリンジャーの使い所とコツを図解を交えて詳しく解説した。

最後まで読めば、スーパーボリンジャーの活用方法と使いこなす方法について理解できるだろう。

1. スーパーボリンジャーとは

FXインジケーターの中に『スーパーボリンジャー』がある。

一般的にも有名なボリンジャーバンドは、21日単純平均移動線に+-3αの標準偏差を表示したものだ。

この通常のボリンジャーバンドに、遅行スパンを組み合わせたものがスーパーボリンジャーである。

遅行スパンとは一目均衡表でおなじみの分析指標だが、価格の終値をローソク足21本分過去にずらして表示させたものである。

ボリンジャーバンドに遅行スパンを組み合わせたこのスーパーボリンジャーによって、相場が上下どちらの方向にどのぐらいの勢いで進んでいるのか、あるいは進んでいないのかを判断することができる。

現在の相場のトレンドの方向性や強さが分からないトレーダーは非常に多い。

スーパーボリンジャーを使えばその悩みをかなりの部分で解消することができ、相場の大局観をつかむことができる。

買いか売りかを迷わずに済むだけでもかなり有利にトレードすることができるのだ。

スーパーボリンジャーは使いこなすことができれば、トレンドの方向性や強さをかなり把握しやすくなり、アドバンテージを得てトレードができる。

また、普段ボリンジャーバンドだけを使っている人もさらに精度がアップするので、FX初心者にも非常におススメのインジケーターだ。

2. スーパーボリンジャーを使うメリット3選

スーパーボリンジャーを使うメリット
❶現在の相場観を把握することができる
❷機械的に相場の状況を分析することができる
❸FX初心者でも使いやすい

スーパーボリンジャーのメリットは大きく3つある。順に解説する。

2-1. 現在の相場観を把握することができる

1つ目が、スーパーボリンジャーによって現在の相場観を把握することができる点だ。

買い売りどちらで入るべきなのか、どちらで入った方が有利なのかが一目瞭然で分かるようになる。

2-2. 機械的に相場の状況を分析することができる

2つ目は、スーパーボリンジャーに備わっている様々な要素から、感情に動かされることなく機械的に相場の状況を分析することができる点だ。

つまり、裁量という曖昧な判断が入ることなく、スーパーボリンジャーを見て機械的に相場を判断して有利な方向へトレードすることが可能となる。

2-3. FX初心者でも使いやすい

3つ目は、スーパーボリンジャーはFX初心者であっても非常に使いやすい点だ。

高機能であるにも関わらず、使い方さえマスターしてしまえばベテラントレーダーと大差ない相場分析ができてしまうのだ。

スーパーボリンジャーはFX初心者の強い味方となる。

3. スーパーボリンジャーを使う際の心構え

ここでFX初心者向けに、スーパーボリンジャーを使う際の心構えを伝えておく。

FX相場は、予想してはならないということだ。

そのためにスーパーボリンジャーを使うという点を常に意識しておいて欲しい。

FXは相場が上がるか下がるか予想することで、自分の予想に固執するようになり、その結果負けたくない、負けを認めたくないという感情から損切りをできなくなり、結果として大敗するリスクがあるのだ。

仮に予想が的中しても、的中した予想を確定してしまいたい欲望が出て、利益確定を早くしてしまう可能性がある。

こうした相場予想の弊害をなくすためにスーパーボリンジャーを活用するのだという点を肝に銘じておいて頂きたい。

せっかくスーパーボリンジャーを使うのに裁量や感情を入れてしまっては無意味となる。

スーパーボリンジャーを使えばトレンドの有無や強さが視覚的に一発で分かる。

また、スーパーボリンジャーによって、トレンドが出ていない(レンジ相場)という判断もすぐにできる。

スーパーボリンジャーがトレンドを示していなければトレードを見送ることも重要となる。

4. スーパーボリンジャーを使いこなす3つのポイント

スーパーボリンジャーを使いこなすポイント
❶スーパーボリンジャーの遅行スパン
❷スーパーボリンジャーのバンド
❸スーパーボリンジャーのロウソク足の位置

まずスーパーボリンジャーは1時間足に表示させる。

1時間足は、短期トレードでも中長期トレードでも、最も使っている人が多い時間足なので、相場分析には最適の時間足だからだ。

この1時間足に表示させたスーパーボリンジャーの見方を解説する。大きく分けて3つのポイントがある。

4-1. スーパーボリンジャーの遅行スパン

1時間足に表示させたスーパーボリンジャーを活用する上で最初に確認したいのが遅行スパンだ。

遅行スパンを1本見るだけで、相場の大局観が分かる

例えば、スーパーボリンジャーの遅行スパンがロウソク足の上で推移していれば買いが有利となる。

逆にスーパーボリンジャーがロウソク足より下で推移していれば売りが有利となる。

なぜこのロジックになるのかを解説する。

一例として下図を見て頂きたい。

今回は売りが有利のロジックとなる。

まず現在地から見てロウソク21本分前に現在のレートが表示されている。

これがスーパーボリンジャーの遅行スパンだ。

この21本前に売りポジションを持っておいた人は、現在地に置いてかなり利益が出ていることを意味している。

つまり、21本前のロウソク足を現在のレートが下回っているのだから、当時から見るとレートは下降していることになり、それは売り優勢であるということになるのだ。

ここでは売りが有利の例を挙げたが、買いが有利の場合はこの逆となる。

これがスーパーボリンジャー遅行スパンの基本的な見方と考え方である。

スーパーボリンジャーのこの部分だけを見るだけで相場観をつかむことができる。

これであればFX初心者でも簡単であるし、何より感情の入る余地が一切ないので、機械的に判断できるのがスーパーボリンジャー最大の利点となる。

もしスーパーボリンジャーの遅行スパンがロウソク足に絡んでいればレンジ相場と判断できる。もしスーパーボリンジャーがレンジ相場を示唆していれば、無理にトレードする必要はない。

スーパーボリンジャーがトレンドを示す状態になるまで待機するのも1つのトレード戦略だ。

4-2. スーパーボリンジャーのバンド

スーパーボリンジャーの着目点は他にもある。

それはスーパーボリンジャーのセンターラインの上下にあるバンド幅だ。

このバンド幅を見ることでトレンドの開始地点や終了のタイミングを視覚的に把握できる

トレンドに勢いが出始めると、スーパーボリンジャーの上下のバンドが一気に広がっていく。

この状態を確認したら、相場のトレンドが始まったと判断できる。

逆にトレンドの勢いがなくなっていくと、スーパーボリンジャーのバンド幅は徐々に狭くなってくる。

トレンドに乗ったトレードをしていて利益がすでに出ている状態なら、そろそろ決済することを視野に入れるタイミングとなる。

そしてトレンドが完全になくなると、スーパーボリンジャーのバンドは狭い幅で推移していく。

これを確認できれば、トレンド相場の終了ならびにレンジ相場の開始であると考える。

4-3. スーパーボリンジャーとロウソク足の位置

スーパーボリンジャーとロウソク足の位置関係を見ることで、トレンドの強さも判断できる。

スーパーボリンジャーの上下にあるラインは、センターラインから見て近い順に上方向に+1α、+2α、+3αとなり、下方向に-1α、-2α、-3αとなる。

まず基本的な見方は、先述したようにスーパーボリンジャーの遅行スパンがロウソク足の上で推移していれば基本的には上昇トレンドと判断し、買いエントリーを考える。

逆にスーパーボリンジャーの遅行スパンがロウソク足の下で推移していれば下降トレンドと判断し、売りエントリーを考える。

そしてロウソク足の位置によって、そのトレンドの強弱を判断することができる

ロウソク足の位置を3種類に区分して見ていく。

今回の例では上昇トレンドをベースに見ていくが、下降トレンドの場合は+1α、+2αが-1α、-2αになるだけと考えて頂きたい。

まず1つ目は、スーパーボリンジャーのセンターラインと+1αの間に遅行スパンのロウソク足の終値がある場合だ。

これは上昇トレンドではあるものの+2αには届いていないので、弱い上昇トレンドと見る。

2つ目は、スーパーボリンジャー遅行スパンのロウソク足の終値が+1αと+2αの間のエリアにある場合だ。

この時は適度な上昇トレンドと判断する。

爆発的な上昇ではないが安定的に上昇トレンドが持続している状態であり、ここでポジションを保有していれば、まだ利益確定せずに利益を着実に上乗せできる。

最も狙い目の状態だ。

3つ目は、スーパーボリンジャー遅行スパンのロウソク足の終値が+2αを超えている場合だ。

これは相当強い上昇トレンドが発生していると判断する。

急激な上昇になる可能性もあるが、大きな上昇の後には必ずその反発(利益確定による売り決済)が入るので、大きな下落の直前である可能性もある局面だ。

以上の3つのパターンに加えて、ロウソク足の本数に着目する方法もある。

もし上昇(下降)トレンドが発生していたとして、そのトレンドが継続しそうかどうかもスーパーボリンジャーとロウソク足の位置関係によってある程度把握することができる。

先ほどの2つ目のパターン、つまりスーパーボリンジャー遅行スパンの+1αと+2αの間にロウソク足の終値が位置している場合は、安定的上昇トレンド中であるので、おおよそ6~8本のロウソク足が上昇(陽線)で継続することが多い。

この点を活用し、スーパーボリンジャーの+1αと+2αの間にあるロウソク足の陽線が5本以下ならまだ上昇トレンドが継続すると見て利益確定せずにポジションを保有し続け、利益を伸ばすという戦略もとれる。

逆に6本以上続いた時は手仕舞いのタイミングと見て利益確定を考えるのがベターだ。

5. FX スーパーボリンジャーを活用したトレード手法

スーパーボリンジャー活用したトレード手法
❶1時間足でエントリー方向を決定する
❷1時間足のバンド状態を確認する
❸1時間足が+1α・-1αを超えるまで待つ
❹1時間足が+1α・-1αを越えてエントリーする
❺1時間足を使った利益確定・損切り手法

ここまではスーパーボリンジャーの特徴や見方、考え方を解説してきた。

ここからはスーパーボリンジャーを使っての実際のエントリー手法を説明する。

できる限りFX初心者でも簡単に実践できるように、あえて1時間足だけを使った手法を紹介する。

1時間足は最もポピュラーな時間足であり、ダマシに遭う確率も低い。

FX初心者の場合、多くの時間足を使うと迷いが生じる

1時間足と5分足のスーパーボリンジャーを表示させて、細かくエントリータイミングを合わせる手法もあるが、そこまで厳密にタイミングを合わせなくても、エントリーの方向感さえ合っていればトータルでは勝てるのだ。

数pipsを獲る手法ではなく数十pipsを獲りに行く手法なので、1時間足のスーパーボリンジャーだけで十分なのである。

エントリー手法はスーパーボリンジャーの長所を活かした精度の高いトレンド手法を紹介する。

レンジ手法もあるが、FX初心者にとってはトレンドに乗る手法の方が利益をとりやすく、トレードしやすいので今回はトレンド手法に絞って説明する。

5-1.スーパーボリンジャー1時間足でエントリー方向を決定する

まずはスーパーボリンジャー1時間足でエントリー方向を決定する。

遅行スパンがロウソク足より上にあれば買い、下にあれば売りでエントリーすることだけを考える。

ここは割り切りが必要だ。

いくら優秀なスーパーボリンジャーと言えど100%当たることはない。

しかし、スーパーボリンジャーを使って大局観をつかめば、中期的にはその方向へ向かっていく確率の方がはるかに高い。

10回トレードすれば6~7回は当たる。

FXトレードではいかに確率の高い方向でエントリーするかが極めて重要であり、スーパーボリンジャーはその指針を示してくれる。

しかも視覚的に一瞬で分かるので、裁量の入り込む余地もなく迷いも生じない。

スーパーボリンジャーを使ってトレードするからには迷ってはいけない。

スーパーボリンジャーの遅行スパンがロウソク足より上にある限りは、買いエントリーのことだけを考えるようにしなければならない。

5-2. スーパーボリンジャー1時間足のバンド状態を確認する

次にスーパーボリンジャー1時間足のバンド状態も確認する。

バンドが拡張し始めているか、もしくは縮まってきているかによってもトレード判断は変わってくる。

もしスーパーボリンジャーのバンドが拡張してきていれば、大きなトレードチャンスとなる。

ボリンジャーバンドで言う所の『エクスパンション』直前の状態と見ることができ、トレンドの開始直後を捉えられる可能性がある。

逆にスーパーボリンジャーのバンド幅が平行線もしくは縮まってきているようならトレンドの発生が考えにくい状態であり、いわゆるレンジ相場と判断できる。

スーパーボリンジャーを使ってのトレンド手法には適さない状況であり、しばらく相場を静観する。

5-3. スーパーボリンジャー1時間足の遅行スパンが+1α・-1αを越えるまで待つ

あとはスーパーボリンジャー1時間足の遅行スパンが+1α・-1αを越えるタイミングまで待つことになる。

センターラインから+1α・-1αをウロウロしている段階では、まだレンジの域を脱していない。

例えばスーパーボリンジャーの遅行スパンがロウソク足より上にあって、+0.5α付近にレートがあるとした場合、目線は買いなのだが、+1αに届いていないレベルである。

レンジ相場の可能性をぬぐい切れない以上は、トレンド手法であればエントリーを見送るというわけだ。

スーパーボリンジャーのバンド幅が平行線もしくは縮まってきているようならトレンドの発生が考えにくい状態であり、レンジ相場と判断できる。

スーパーボリンジャーを使ってのトレンド手法には適さない状況であり、しばらく相場を静観する。

スーパーボリンジャーのトレンド手法で最も威力を発揮する+1αから+2αの間(売りであれば-1αから-2αの間)にロウソク足の終値がくるまで待つことが勝率を上げるうえで非常に重要となる。

5-4. スーパーボリンジャー1時間足の遅行スパンが+1αか-1αを越えてエントリーする

スーパーボリンジャー1時間足の遅行スパンが+1α・-1αを越えた所で、バンド幅が広がり始めているのを確認してエントリーする。

注意点は、ロウソク足が確定してその終値として越えた地点でエントリーするということだ。

確定前に+1α・-1αを越えたとしても、ダマシの可能性もあるので、必ずロウソク足が確定するまで待つ。

ロウソク足確定後に遅行スパンが+1α・-1αを越えていれば、かなりの確率でその方向へ安定的にトレンドが発生していく。

ここが最も美味しい局面であり、狙い目なのだ。

下図を例に挙げれば、青矢印の所で遅行スパンがロウソク足を上回り、なおかつ+1αのラインを越えたので、その21本後である現在地(黄矢印)において買いエントリーをする、ということだ。

5-5. スーパーボリンジャー1時間足を使った利益確定・損切り手法

スーパーボリンジャー1時間足を使っての利益確定・損切り手法は大きく4つある。

1つ目はスーパーボリンジャーのロウソク足に注目する手法だ。

エントリー後、数本は陽線が続く可能性が高いが、その後陰線が続けて2本出たときが利益確定・損切りの目安となる。

先述のようにロウソク足の陽線の本数で見極めてもよい。

陽線が5本以上続くようなら、5本目もしくは6本目で利益確定する。

損切りはその逆で、陰線が2本以上連続して出た所で取引終了する。

2つ目はスーパーボリンジャー遅行スパンのロウソク足の+1α・-1αに注目する手法だ。

ここを割り込んだら、これはトレンドの勢いがなくなってきていることを示唆しており、ロウソク足の終値で割り込んだ時点で利益確定(損切り)する。

3つ目はスーパーボリンジャーのバンド状態に注目する手法だ。

スーパーボリンジャーのバンドが拡張している間はポジションを保有して利益を伸ばし、バンドが縮小し始めたら利益確定(損切り)する。

4つ目は最もシンプルだが、利益確定・損切りともに40pipsもしくは50pipsで決め打ちする手法だ。

1時間足でトレンドが確認できれば、通常30~60pipsは動く。

その中間の値幅で割り切って利益確定・損切りを行う。FX初心者にもやりやすい手法だ。

まとめ|FXで本格的取引を始めたい初心者ならスーパーボリンジャーを使うべし!

スーパーボリンジャーは相場の状態を的確かつ視覚的に把握することができ、FX初心者にとっても心強い味方となる。

ロウソク足の位置関係とバンドに注目しておけば本格的なトレンドの初動からエントリーすることが可能であり、大きな利益を得やすくなる。

スーパーボリンジャーを活用するためには、感情を入れず機械的にスーパーボリンジャーが示す方向にだけエントリーすることがポイントである。

そして、スーパーボリンジャーにトレンドを否定する要素が出ていれば、それはレンジ相場である可能性があるので無理なトレードはせず静観することも必要だ。

FXで長期的に勝つためには第1に確率の高いポイントに絞ってエントリーすること、第2にトレンド相場とレンジ相場を見極めること、そして第3にトレンド相場でしっかりと利益を伸ばすことが重要である。

これら3点を実行するにあたってスーパーボリンジャーは大きな手助けとなる

数あるインジケーターの中でもこれだけの機能を兼ね備えたものは稀少だ。

以上により、スーパーボリンジャーは強くおススメしたいインジケーターだ。

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